2015年8月8日土曜日

夏休み・和菓子作り体験

* 夏休みに和菓子作りの体験をしました。



            

        寒天と砂糖を鍋に入れています。



                
        緑色に着色したようかんを細く小さく切って、「金魚鉢」に入れる水草に見立てます。


       

         赤いようかんを抜型で抜いて、金魚を作ります。





         石に見立てたあずきを入れたり、ようかんの水草や金魚を入れるたびに少し寒天
        液を入れて固めるという作業をくりかえします。




        
         涼しげな 「金魚鉢」の完成です!

        


         あんこの重さをを正確に計って、「朝顔」や「ひまわり」の中身にします。



      

         「朝顔」と「ひまわり」です。よく見ると、それぞれ形が違います!


* アリー塾長の一言

 夏休みにしかできない体験型の学習をしました。今年は和菓子屋さんで、和菓子作りの体験をさせてもらいました。

 実際に和菓子を作ってみて、たくさんの気づきがありました。Kちゃんは、あんこは嫌いだったはずなのに、自分で作ったあんこのお菓子はおいしいと感じ、とても不思議に思いました。Mくんは、和菓子作りにはたくさんの工夫がされていることに気づき、そのことを作文に書きました。

 Yくんの作文には、「面倒臭かった」という言葉が何度も出てきます。そして、面倒臭いということは、それだけ和菓子を作るのが大変なことなんだと気づいて、作文に、「和菓子を作る人たちは大きな努力で大変なことをやっている」と書きました。

 実際に見たり聞いたり、何かを作ったりするような一次的・直接的な経験は五感を使うので、強く印象に残ります。そのような経験は、あとでいろいろなことについて考える際にも、大いに参考になる貴重な財産となるのです。

 ことは塾では、そのような体験をしっかりと自分のものにするため、言葉にして語り合い、最後に作文にします。経験は言葉にすることによって、いつでも取り出せる知識として、心の中に保存できるのです。

 文章を読むのは二次的・間接的な経験です。今回のような一次的・直接的な経験は、そのような二次的な経験を有意義なものにするためにも役立ちます。文章を読む際には、自分が実際に経験したことを参考にして読むとよくわかるからです。

 今回、何組もの生徒たちを快く受け入れ、和菓子の作り方を丁寧におしえてくださった、あかね家さん(習志野市谷津)に心から感謝いたします。

http://www.ko-to-ha.com/  

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